人間は、将来の事はなかなか考えられない生き物と言えるかもしれません。
なぜなら、今を生きるだけで精一杯だからです。
そして将来のことを経験したことがある人ならば別ですが、そうでなければ、先の事は何も知らないためあくまで頭の中でイメージするしかない状態といえます。
もし、いちど80歳まで生きてもう一度20代からやり直せるならばその後のことを考えながら人生を形成していくことが可能です。
しかし人生は一時にであり、いちど年齢を重ねてしまった以上もとに戻る事はできません。
このように、将来の経験が若いうちから生かすことができずあくまで人から話を聞くしかないわけです。
そしてその人と自分の人生が違うため、あくまでも参考程度にしかなりません。
このような場合には、最大公約数的に考えてあくまで共通している部分を抜き取りそれに対する対策を立てることが重要です。
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目次
65歳を過ぎてある程度歳を重ねるとお金が大事になる
よく言われているのは、65歳を過ぎてある程度歳を重ねるとお金が大事になると言うことです。
例えば75歳の人が、お金をたくさん持っておりお金に不便のない生活をしていれば金銭面的に不安を感じる事はあまりないと言われています。
一方で75歳でもお財布や預金通帳に100,000円もない場合には、かなりカツカツの生活になることが予想できます。
精神的にも不安定になり、余裕のない生活になるのは間違いないでしょう。
よく貧すれば鈍すると言われていますが、貧乏な人ほど考え方も鈍くなり思考がうまく回らなくなり正しい判断ができなくなると言われているほどです。
これらのことが多くの人から聞かれることを考えれば、やはり将来に対する資産形成が重要になります。
お金が多く出ていくポイントを宇田謙心先生に聞く
資産形成をする基本としては、老後の問題だけでなくいくつかお金が多く出ていくポイントがあるため事前にそれらを考えておかなければいけません。
子供が生まれてから大学進学等をするまで
まず具体的な出費の1つは子供が生まれてから大学進学等をするまでです。
20年位の時間がありますが、その中で多くお金が出ていくのは小学生になる前と中学3年生以降になります。
特に中学3年生以降は学費にお金がかかるため、その分を事前に留めておかなければいけません。
大学進学をするかどうか、そして大学進学をするにしても国立に行くのか私立に行くのかによっても随分と異なります。
ただ平均的には一人当たり5,000,000円ぐらいは必要とされており、最低それぐらいは貯めておいた方が良いかもしれません。
子供が2人いる場合は、教育資金だけで最低10,000,000円位のお金を用意しておくことが必要です。
住宅に関してもお金がかかる
それとは別に、住宅に関してもお金がかかるものの1つです。
住宅は、購入する人もいればずっと賃貸住宅にする人もいますが、賃貸住宅だとやはり制限があるため住宅を購入するか建築することになるケースが多いです。
あるいは、分譲マンションなどに入る人もいるかもしれません。
このように、住宅を手に入れる場合には東京都内ならば50,000,000円程度のお金がかかるでしょう。
それ以外の土地でも、20,000,000円から30,000,000円あるいはそれ以上のお金がかかることがほとんどです。
つまりそれだけのお金を貯めておくことになりますが、住宅を手に入れる年齢が20代後半から40代前半であることが多いことを考えれば、わざわざその時に住宅を手に入れるお金を用意する事は難しいといえます。
住宅ローンは早めに返したほうがいい?
大抵の場合、10,000,000円もたまっていないケースが多いため、住宅ローンを利用することになるでしょう。
住宅ローンは早めに返送した方が良いですが、必ずしもそのようなことが言えない可能性がいくつかあります。
それは、例えば早めになくなってしまった場合がこれに該当するでしょう。
住宅ローンを組む場合、団体信用生命保険に加入しているケースが多く、もし家主が何らかの理由でなくなってしまった場合は、その保険が適用されるため住宅ローンがゼロになります。
そのため無理して早めに返すよりも、もしかしたら生命保険が適用される可能性もありますので、どちらがお得かはよくわからない部分があります。
インフレになった場合、借金の返済は非常に容易になる
そしてもう一つ、すぐにお金を返済しなければ良い理由がありそれはインフレになる可能性があることです。
インフレになった場合、借金の返済は非常に容易になります。
なぜなら、お金の価値が下がり給料も上がるからです。
日本は今後インフレになると言われていますが、この場合は借金返済を早めにした方が孫とも言えるでしょう。
ただいつでも、あくまで将来のことでありどのようになるかわかりません。
以前しても、返済可能ならば返済しても良いですが将来インフレになることなどを考えれば無理して返済する必要間ではないといえます。
まとめ
最後に、老後の話が来るわけですが老後は年金生活が基本になります。
もし老後年金だけで不安の場合には、手に職を1つつけておくのが良いです。
70歳を超えてもまだできる仕事はたくさんあります。
これは人に雇われるのではなく、自分で個人事業主として行っていけば収入源で悩む事はありません。
もちろんそれ以前にある程度は資産形成をしておき、盤石な体制を整えておくことが重要です。
最終更新日 2025年5月20日 by packet