■国内委員会の一つである日本ユニセフ協会

国内委員会であるユニセフ協会は先進国を中心とした国と地域に設置されており、そのうちの一つが日本ユニセフ協会となります。

ユニセフ協会ではユニセフ本部と協力協定に基づいてさまざまな活動を実施しています。

日本ユニセフ協会の主な活動には募金活動、広報活動、アドボカシー活動がありますが、それぞれの内容を確認してみましょう。

募金活動では支援者の声に応えて募金に協力できるよう、各種の募金方法を用意しています。

一定額を毎月自動引き落としで強力するユニセフマンスリーサポートプログラムをはじめ、遺贈や相続した財産を寄付するユニセフ遺産寄付プログラム、海外旅行などで持ち帰った外国のコインを国内の空港で寄付する外国コイン募金などがあります。

外国のコインは日本に持ち帰っても使い道に困ってしまうという方が多いですが、外国コイン募金を利用すれば有効活用できるでしょう。

■お祝いや香典のお返しをユニセフ募金にする方法も

他にもお祝いや香典のお返しをユニセフ募金にする方法や携帯端末から24時間申し込めるインターネット募金、ハンドインハンド募金キャンペーンなど、色々な方法があるので誰でも手軽に協力できるでしょう。

広報活動とはユニセフの活動を理解してもらうための取り組みで、現地事務所の情報を報道機関に提供したり出版物や映像などで伝えています。

ホームページやソーシャルメディアでは現地事務所発の情報だけでなく最新のニュースも随時掲載しているので、世界の子供たちの様子が一目で分かるでしょう。

■ユニセフセミナーやリーダー講座の開催

また人材育成や学習活動も広報の一環で、ユニセフセミナーやリーダー講座を開催しています。

中高生を対象としてリーダー講座には多くの生徒が参加しています。

インターンシッププログラムでは海外インターンと国内インターンが体験でき、国際協力の実践力を身につけています。

アドボカシー活動とは特定の政策を実現するための社会的な働きかけのことで、日本ユニセフ協会では子供の基本的人権を実現するということを目標にして活動を進めています。

ユニセフの活動に興味をお持ちの方はユニセフハウスに出かけてみるといいでしょう。

ユニセフハウスとは世界の子供たちの暮らしやユニセフの活動を知ることのできる場所で、今世界で起きていることや必要とされていることについて一緒に考えられます。

常設展示にはユニセフの歴史や緊急支援用テント、銃のレプリカ、地雷のレプリカなどが展示されています。

ガイドによるツアーを希望する方はあらかじめ予約を済ませておきましょう。

最終更新日 2025年5月20日 by packet