「太陽光発電のメリットが知りたい」
「太陽光発電の注意点って何?」
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新築物件を建てる際に太陽光発電を導入する家庭は年々増えてきており、現在設置をしている戸建住宅は2019年度末の時点で267万戸を超えて普及率は全体の9%にも及びます。
カーボンニュートラルで持続可能な社会を実現するためにも、自分たちで行える対策は取り入れたいと考える方は今後も増えていくといわれているので、自宅に太陽光発電を導入するメリットや注意点について詳しくチェックしていきましょう。

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JPEA 太陽光発電協会 – Japan Photovoltaic Energy Association

エスコシステムズが考える太陽光発電のメリット

自家消費で電気代をお得にすることが可能

自宅に太陽光発電システムを導入するメリットの1つは、自家消費で電気代をお得にすることが可能なことです。
実際にこのシステムを導入している、平均的な家庭で試算してみると年間で48,308円相当の電気代がお得になるといわれています。
この自家消費とは発電した電気を自宅で使用することであり、住宅用のシステムでは発電した電気を自家消費し、余った場合は電力会社に売電することで収入を得る仕組みなので、作られた電気が無駄になることは一切なく非常にエコロジーです。
太陽光発電を利用している住宅が年間で発電できる電力量は全国平均で6,075kWhであり、そのうち30.6%は自家消費に回されているとすれば、1年間で自家消費する電力は1,858kWhです。
これは電気代に換算すると約48,308円相当であり、1年あたりこれだけ電気代を節約できることが最大の強みといえます。
ただしこれは平均的な家庭のケースであり、実際にどれくらい1年間の電気代がお得になるかは、契約している電気料金プランや家庭での電気の使い方、設置しているソーラーシステムの容量や種類によって違いが出てきます。
それぞれの家庭における節電効果については、設置業者に事前に相談してシミュレーションしてみるとより具体的に分かるのでおすすめします。

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売電収入が得られる

そして設置することのメリットは売電収入が得られることも挙げられます。
売電収入は電気を電力会社に売ることで得ることができる収入であり、基本的に電気自体は使用量にあわせて発電しているので、揚水発電や商用系統の蓄電池を利用していない限りは、貯めておくことができないシステムです。
そのため設備だけ設置しても昼間に太陽光で発電した電気を取っておき、電気の使用量が増える夜に使いたいといったことはできません。
そこで住宅のソーラーシステムによって発電した電気を自家消費した後、あまりが出た場合には余剰電力として電力会社が買取を行う売電という仕組みを利用することができます。
この買取の仕組みは、固定価格買取制度という名称で設備を自宅に導入した際に、電力会社と系統連系の契約をしたり国の認定などの手続きをすることによって初めて利用することができます。
売電の価格は家庭用のソーラーシステムの場合、1kWhあたり19円(2021年度に設置した場合)となり、設置から10年間は固定価格での買取が保証される仕組みです。

災害時の停電対策として利用することができる

メリットは他にも災害時の停電対策として利用することができる点が挙げられます。
日常生活を送る上で欠かせないのが便利な電化製品であり、洗濯機やエアコン、掃除機など色々な電化製品がないと生活をスムーズに過ごすことができません。
しかし日本は自然災害が起こりやすいため、定期的に台風や地震が影響して住んでいる地域が停電になってしまうと、普段使用している電化製品が全て使用することができなくなってしまいます。
またスマートフォンやパソコン、テレビなども全て電気がないと動かすことができないので、災害時の情報収集もスムーズに行えないのは非常に不便です。
そこで役立つのが自宅に設置した太陽光発電の設備であり、設備に異常が起こっておらず問題なく発電が行えていれば、停電時でも自宅内で電気を使用することができます。
ただし注意しなければいけないのが、発電できる電気の量は限られているので無制限に利用することができないことです。
そのため冷蔵庫や電話、テレビなど最低限の電化製品のみを動かすことを目的として利用すれば、問題なく自家消費分で対処することができます。
ただしシステムによっては停電時に切り替え操作が必要なタイプと、自動的に切り替わるタイプがあるので、設置する際に必ず確認をしておきましょう。
もしもの時にすぐに発電機能を活用するためにも、すぐにチェックできる場所に取扱説明書を置いておき、切り替え操作の方法や使用できる電化製品を予め把握しておくことがポイントです。

まとめ

太陽光発電には色々なメリットがありますが、設置時には注意すべきポイントもあります。
まず発電を行うためには前提として、ソーラーバネルの設置場所の確保が必須です。
一般的には戸建ての屋根の上に設置し、新築時であれば予めソーラーパネルの設置を想定して住宅設計を行えるので問題はありませんが、既設の戸建住宅の場合は屋根の構造や向きによっては設置ができない可能性もあるので、これから設置を検討している場合にはよく確認しましょう。

最終更新日 2025年5月20日 by packet